2021やったこと

一年間まとめておきます。

 

「成功するまであきらめなければ負けでない」みたいなことはやすやすとは言えないけれども、そうはいってもそれなりに「あきらめないという精神だけを頼りにやりきった」一年間だった ><

 

当初は半年ほどで全空物件を満室にすると意気込んでいましたけれども、まあ(やりきった側だから弱音っぽい言い方をする権利はあると思うのでいうけど!)素人が全空満室ってそれなりな問題解決なんですよ。見誤りもいいとこ!

 

結局、満室までなんと!1年掛かったけど、普通の会社員ならばビールなんか飲んでだらだらYouTubeみてるような真夜中に足場登ってペンキ塗ったり(労災にもならないし絶対ダメ)しての「1年間」なので、気が抜けてるような人間には全く問題解決なんてできてなかったと思う。書いてて思った。じがじさんだ。たぶんフェアバリューじゃない。実績よりもお口の方が達者だ。おっさん化がはげしいぜ。笑

 

1月  ・9戸全空アパートDIYリフォーム

2月  ・9戸全空アパートDIYリフォーム

3月  ・9戸全空アパートDIYリフォーム

    ・法人貸し戸建 (賃貸借契約が先:5年契約、月6万円) 

    ・調停102万円で早期に和解

4月  ・9戸全空アパートDIYリフォーム

    ・圧倒的ミスプラアパート買い逃す

5月  ・9戸全空アパートDIYリフォーム

6月  ・9戸全空アパートDIYリフォーム

    ・融資出たのに買い逃す(地銀1.175%/年)

7月  ・9戸全空アパートDIYリフォーム

8月  ・9戸全空アパートDIYリフォーム

    ・自己使用倉庫DIYリフォーム

    ・築古再販戸建戸建案件の紹介

9月  ・9戸全空アパート満室!!!!!!!!!!!!!

    ・自社事務所DIYリフォーム 

    ・170万円全空アパート購入(メゾネット4戸)

10月 ・170万円全空アパートDIYリフォーム

    ・何棟か不動産現調に行く

11月 ・170万円全空アパートDIYリフォーム

    ・築古RCマンション紹介

12月 ・170万円全空アパートDIYリフォーム

    ・〇ワ地区高利回りアパート紹介

 

と、いうことでほとんどDIYで1年が過ぎていった。

 

ざっくり物件が800万に対し年間家賃400万円弱なので、表面利回り約半分ということなのだけれど、諸費用やリフォーム費用や余計な(払わなくても本来良い)調停費用などを加味した実利回りというもので考えれば27%くらいに落ち着いた。戸建200万の30%とかと違い、一応一千数百万以上の27%なので絶対額での手残りはしっかりとある点が嬉しい。外装メンテや火災保険などの費用も戸建の何分の一かに収まるのもまる。

 

個人的なデューデリでは物件自体はボトルネック要素さえ取り除けば倍以上の価値があると思っていたけれど、そのボトルネックとなる部分が多くって、その点を一つ一つ取り除いていくことが割と大変だった。当初の見解では、一見オポチュニティ型とはいえ実質的にはコア投資に近い目の問題解決だと(個人目線では)思っていたけれど、なんせ知識経験の乏しさと、どケチ根性で投下するリソースを自分に限定しすぎたことが反省点。その分、本経験を通しての学びは深かった。

 

あとはね。最大の反省点は。オウンドメディアのようなものを自身ができると思っていた点。完成したらもう一度ツイッターやブログ上での発信をしようと幾度も幾度も試みるも「ねっとりと」沁みついたとあるやりとりが脳と心を離れず、自分のためにやっていることなのに、自分が楽しくないことにどうしても活路を見出すことはできませんでした。

 

具体的なknow-howというものも、きっとあるのだろうけれど、あたためていたそれらについてはぼくは直で直接あった人に限定して話していきたいと思うし、それを利用してインターネット上で知名度(笑)をあげたいなどという心は一切なくなった。そういう意味では、非常によい自己認識をできた1年でありました。

 

魑魅魍魎有象無象のインターネット社会でバリバリとインフルエンサー活動をされている方を尊敬するけれど、もともと私は少ない限られた人を(好い悪いは別として)深く大切にする性分であって、浅く広く「ええかっこしい」をしようとしていた時点でそれが虚ろだとなぜわからなかったのか。つくづく反省します。

 

何事も、地場で、目の前で、真摯に互いにやりとりができることが大事です。

 

物理的な距離間を主として人間にプライオリティをつけることの賛否はともかく、自身の関心の輪と影響の輪というものを適切に判断して、自分が無理したり虚ろにならない状態を保ったまま展開をしていきたい。いわば、ぼくは現状では、そういう「ちいさな器」であると思っているのだけど、それがミスプライスなのかフェアバリューなのかとかいう議論はさておき、何年後かしたら自分自身も首2つ3つとびぬけて、また違う風景が見られることと思う。その際は、自信をもって、遠方の方にもよい影響力を与えられれば、いろいろな人に、いろいろな地域にプラスの影響を与えられるはずだから。そのためにも、今はじっくりと確実なことを繰り返していきたい。

 

一年間、あらためて、思う。自分がここまでできるとは、自分がここまで稼げるとは、思ってもみなかった。これは自分だけのパワーなのか??

 

思ってもみなかったことを成立させている根底にあるのは、

 

1.感謝のこころ

2.無邪気さ

3.礼節

 

だったと思う。

 

一見すると全く役に立たないようなものたちに見えるけれど、不器用なぼくでもやれることをやれたのは、せめて、せめての気持ちで他人のことを考えたから。

 

インターネット上のぼくのイメージとは重ならないかもしれないけれど、ぼくはぼくの目の前にいて、一緒に仕事や、仕事の苦難を共有してくれる人に、採算後回しで感謝をしているし、狙ってやったわけではないけれど、自己犠牲して相手に尽くした結果として、副産物をいただいている。そして、それは自分が苦労したりピンチに陥った経験が多いほどじわじわと涵養していく。

 

冗長になることを承知で繰り返すけれど、ぼくはぼくの目の前の人を大切にしたい。なぜなら、ぼくの影響力(実力)が及ぼす範囲が非常に小さくって、やたらめったら発信活動なんてする気になれないから。旧石器時代のビジネスマンだとかといわれて揶揄されそうだけど、ぼくは「ちいさな器」を大切なこころかまえとしてやっていきたい。

 

「主従逆転」とか「本末転倒」とか「手段と目的が逆」ってよく普段の生活で使いがちな僕ですが、まあ来年も引き続いて同様のことを口走ってもいいじゃあないか。と、あきらめて、実直な活動をこころがけていきたいと思います。